【不動産・住宅・建設業界編】webで見られる業界紙(業界新聞)のおすすめ一覧
「“資産”とは、ポケットにお金を入れてくれるもの。
“負債”とは、ポケットからお金を奪っていくもの。」
これは、アメリカの投資家ロバート・キヨサキ氏の言葉です。世界で4,000万部(シリーズ累計)を突破した大ベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」の著者として有名ですね。さてロバート先生、私が今住んでいる持ち家(築40数年)はつまるところ“資産”ですか?“負債”ですか?いずれにせよ私のポケットには小銭さえも入っていません!
そんな世迷言はさておき、コロナ禍真っ只中でオリンピック需要という建設バブルのピークを迎えた建築業界。異常気象による災害への対策、高度成長期に建設されたインフラの維持修繕など、慢性的な人手不足を抱えたまま今後もお仕事山積みで羨ましいような大変そうな業界です。そんな激しい業界を生き抜くには業界紙こそ必須のバイブルであり、嵐の中の羅針盤と言えます。今回もお馴染み三文レビューを添えて業界紙(業界新聞)をピックアップしました。
不動産・住宅・建設業界
- 最新不動産ニュースサイト「R.E.port」
- 「月刊不動産流通」を発行する(株)不動産流通研究所が運営。不動産ニュースのみならず不動産業務のためのサポートサイトだそうです。ニュースの分類も細かくフォローされていて、「政策」や「都市開発」「海外トピックス」などの分類も気が利いています。「記者の目」という特集記事も充実。
- 日刊建設工業新聞
- ニュースだけでなく特集や連載も充実しています。「今週の建設業」は週単位で業界動向が見えてマニア垂涎ですね。有料会員は過去記事が検索でき、コースによってさかのぼって検索できる期間が長くなるのがユニークです。
- 北陸工業新聞
- 北陸地域を支える建設産業の業界紙だそうです。偶然にも上であげたものと同名の「日刊建設工業新聞」も発行。Web版はほとんどの記事で続きが有料なのでご注意。とはいえ、地域に特化した情報源は貴重ですね。
- 建設通信新聞
- トップでは各記事をビジュアルで打ち出し、地域の分類も細かく、こだわりを感じます。各ニュースのジャンルをさらに地域で絞りこめるとなお良かったかも。会員限定記事が多いので覚悟。
- 建設テック | 日経クロステック(xTECH)
- (株)日経BPによる技術系サイト「日経クロステック(xTECH)」の建築・土木部門。ウェブサイトのデザインが黒ベースなので、情報収集しながら寝落ちしたい人にはうってつけ。有料記事は多め。
- 住宅産業新聞 | 戸建てを軸にした住宅産業の総合専門新聞
- なんとハウスメーカー別に記事を検索できます(例:積水ハウス)。記事も細かくタグで分類されているので、欲しい情報を体系的に見つけやすいです。全文を読むには新聞購読の必要があります。
- 最新不動産ニュース - 不動産業界専門紙|週刊住宅タイムズ|不動産情報
- 特に目新しいコンテンツはありませんが、こちらも三菱地所などデベロッパー別にタグ分けされていて、人によっては便利です。有料記事は多め(要年間購読)
- 新建ハウジング|工務店のための専門メディア
- 工務店向け専門紙。「工務店」というド直球の分類もあります。建材や設備など「新製品」の分類は工務店にはウレシイかも。何よりも購読のお誘いがマイルドなので集中して読みすいです!
- 住宅新報web | 最新の不動産ニュース・不動産実務の出版物・セミナー
- サブタイトルに“出版物・セミナー”とあるだけに、セミナーの情報が充実。他にも統計情報などを集めた「営業データ」は参考になる人は多いのでは?デザインもYahoo!ニュースっぽく情報が整理されており読みやすいです。有料記事も少なめ。
- 建設ニュース 入札情報の建通新聞社
- 入札情報に力を入れており、入札情報を細かく検索できます(有料会員はもっと細かく)。他にも「建設関連会社検索」や、建設会社のデータ(経営事項審査受審企業)の販売など、情報資産がハンパないです。
- 埼玉建設新聞 | 日本工業経済新聞社
- あえて紹介、地元埼玉のローカル業界紙。地元のニュースだけなのが逆にニーズありますよね。他にも群馬版、山梨版、新潟版、長野版があります。
- リフォーム市場の情報をお届け! :: リフォーム産業新聞
- 文字通りリフォーム産業に絞ったニュースサイト。「中古住宅・リノベーション」という分類があるのはリフォーム産業ならでは。LINEでもニュースを配信しています。
- 応援しよう地場工務店の家づくり NJS日本住宅新聞社
- ニュースの分類が4つ(「総合」「企業・団体」「新製品」「行政」)と潔いです。地場工務店を応援しているだけあって、さまざまな情報を工務店向けに分かりやすく解説しているのがミソのようです。
不動産・住宅・建設業界の事例
最後までお読みいただきありがとうございます。
アサヒコミュニケーションズにも不動産・住宅・建設業界のプロモーション事例がいくつかございます。不動産や住宅のPR用に360°パノラマ写真なんてのもあります。未来のニッポンをカタチづくる皆さんのお役に立ちたい会社なのです。