キュレーションとは
巷では、Gunosy(グノシー)というサービスが人気だそうです。
FacebookやTwitterでのユーザーの言動を解析し、そのユーザーが好みそうなニュースをおすすめしてくれるという、”キュレーションサービス”というものです。
キュレーションとは、博物館や美術館の展示内容を企画・収集する“学芸員 (キュレーター)”に由来しています。
■Gunosyがすごい、3つの理由
1. 独自アルゴリズム。
Gunosyは登録いただいたアカウントを、独自のアルゴリズムにより、解析し、あなたの興味にあった最新のニュースを算出し、お届けします。
2. 使うほど賢く。
Gunosyはあなたがどんな記事を見ているかを日々学習します。使えば使うほど、より賢く、あなたに合った記事を推薦するようになります。
3. スマホでも。
忙しくてPCで確認できないという人でも、Gunosyはスマホからチェック可能。通勤時間やちょっとした休憩の時間に手軽に確認できます。
(※Gunosy(グノシー)公式サイトより引用)
とまあ、なんだかとってもすごそうなサービスですが、こういったサービスをGoogleのような大御所がやってくれると、
「いいね」ボタンみたいに、“Webサイトにポン付けできるようなサービス”として提供してくれそうなのですが…。
★「このWebサイト内での、あなた好みの記事をピックアップしました」的な
★「この記事の後は、こちらの記事もおすすめ。で、その後はこちらのサイトへどうぞ」的な
ユーザーが意識しないまま、ユーザーの嗜好が裏側で伝達(≒コミュニケーション)され、よりニーズの高い情報が提供される…。
コミュニケーションは、今やICTによって半自動化されているというわけです。
そうなると、Webサイトのインターフェイス(※メニューやボタンとか)にもいよいよ革新が訪れそうです。
ユーザーが好みそうなボタンが大きく表示されるなんてレベルでなく、Webサイトの色合いやレイアウト、はたまたデザインテイストまでも
ユーザーの好みに合わせてガラッと変わって表示されたりして…。
そしたらもう、色がどうのとかレイアウトがどうのとか、ウェブデザインであれこれ悩む必要も無くなりますね!
何も考えないノーテンキなウェブデザイナーばかりになって、ウェブデザイン界に淘汰の波が押し寄せるかもしれません(爆)
キュレーションとは、そんな怖い未来を予感させてくれるものでもあります。