自社ブランディングは日々の努力。(その2)

続きましては、

ロゴに関する細かいところなどを。

 

まずは前回ご紹介した社屋の看板、反対側にも別の巨大な看板が付いています。

これは弊社の創業者です。

明治四十三年創業ですので、当時の方々はみんな普通に着物姿です。

 

 

この看板にはこんなメッセージが書かれています。

私たちの原点のストーリー。

 

相手に想いを伝えるために

「言葉」が生まれ、

その想いを残すために

「文字」が形づくられ、

より多くの人へ伝えるために、

「印刷」が生まれた。


私たちの原点は、

「伝える」こと。

 

そして次に、社内の各所に貼られているちょっとした案内にも注目してみると・・・

しっかり、決められたルール通りにロゴが使われています。

 

この手のお知らせは、様々な部署でバラバラに作ってしまうことも多く、

なかなか統一感を持たせることも大変ですが弊社においては、

「使っていい書体」をいくつか決めています。

「使っていい色」もいくつか指定されています。

「ロゴ使用のガイドライン」もありますので、

書体、色、ロゴ、最低限この3つさえ押さえておけばどうにかなります!


 

上のものと下のものは別々の部署で作っているので、

よくみると使っている書体も違うのですが全体の雰囲気としては

ある程度統一感はあると思います。

 

 

そしてこちらは弊社の受け付けの片隅の写真ですが・・・

創業100周年の記念に書いていただいた書が飾ってあります。

 

有名な書道家、武田双雲さんに書いていただいた「傳(でん)」というひと文字。

「傳(でん)」とは「伝える」の旧字です。

 

私たちの原点は、「伝える」こと。

創業100年を迎えるそのタイミングだからこそ、

しっかりと原点を見つめ直してみようじゃないか。

そう考えました。

 

私たちの原点である「伝える」ことを、

創業当時の文字で書いてもらうこと。

それによって、今なお大切なものを大切にしていくようにと。

 

次回はさらに、「人」の部分に迫っていきたいと思います。

2012年11月5日  研究テーマ:
ページの上部へ