就職活動こそ「部分最適」と「全体最適」

こんにちは、

採用担当です。

 

先日、母の日ということもあり、

久しぶりに実家に帰り団地の「草むしり」をしました。

 

なんてことはない作業だったのですが、

翌日にしっかりと「筋肉痛」を残してくれました。

 

体は心以上に正直なものです。

 

 

さて話しは変わりますが、

みなさんは日頃から「部分最適」「全体最適」という言葉を意識していますか?

社会人であれば、多かれ少なかれ触れる考え方だと思います。

 

ちなみに、私がこの考え方に出会ったのは、

前職(ホテル)でのサービス経験を通じてでした。

 

「部分最適」とは、

一部のゲストに120%のサービスを提供すること

 

「全体最適」とは、

全体のゲストに80%のサービスを提供すること

 

一部のゲストに手厚いサービスをするか、

満足度を下げてでも全体のゲストへサービスをするか、

常にこの判断を求められていました。

 

さらに、

この考え方を少し異なる角度からとらえると、

 

目の前にいるお客さまを中心に考える「短期的な視点」と、

まだ見ぬお客さまを含め全体を考える「長期的な視点」とも言えます。

 

 

 

そして、この考え方は、

「サービス業」だけの話しではありません。

 

 

就職活動中の方にこそ、

この考えを大切にして欲しいと私は思うんです。

 

 

就職活動における「部分最適」とは、

働く環境に対する適性値を考えること。

 

就職活動における「全体最適」とは、

自分の将来像に対する適性値を考えることです。

 

 

具体的に「部分最適」とは、

・職種

・待遇面

・立地条件

・仲間の人柄 etc... 

いわゆる、入社時の働く環境がどうかという短期的な側面から考えた結果です。

 

 

それに対し、

具体的に「全体最適」とは、

・将来性

・成長角度

・キャリアビジョン etc... 

いわゆる、働くビジョンが想像できるかという長期的な側面から考えた結果です。

 

 

そして、就職活動では、

この2点を意識的に理解することが大切だと私は考えます。

 

「短期的な視点」と「長期的な視点」

バランス良く考えながら会社選びをしていくことで、

現時点で最適なパートナーを選択できるのではないでしょうか。

 

 

 

ちなみに、

「社員がお客さま」である人事の仕事でも、

この切り替えは頻繁に求められます。

 

時として切り替えに悩み、

「心の筋肉痛」に苦しむ人事担当ですが…

2012年5月17日  研究テーマ:,
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