「三日坊主」から情熱がうまれる
大型連休も折り返しを迎えましたが、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
・旅行に出かけている人
・就職活動に集中している人
・資格の勉強に精を出している人 etc... さまざまあるかと思いますが、
私はというと、
先日10年ぶりの鎌倉で茶道体験をしてきました。
あらためて日本文化を体感することで、
日々の喧騒から離れられるかと思っていましたが…
結果的には、
旧友と学生時代の話しで盛りあがり終了しました。
茶道のたしなみも、静かな庭園も、私には縁遠いものだったようです。
さて、そんな採用担当より、
本日のテーマ「三日坊主」。
茶道だけでなく、始めてはみたものの思ったように続かなかったこと、
みなさんも一度は経験があるはずです。
もちろん私も、
・ボールペン字
・ランニング
・速読術
・筋トレ etc... 思い返せばきりがありません。
もともと日本人は、何事も「継続は力なり」という教えのもと、
続けることを美徳とする教育を受けてきました。
幼少期に親から、
「お前は続けられないから駄目だ」と習い事やおもちゃを断られた経験は、
誰もがお持ちだと思います。
もちろん、
日本文化を反映したこのような教育は大切だと思います。
この教育のおかげで社会での「身の丈」を学んでいくんですから。
しかし、
ある程度価値観の形成された大人になったら、
「三日坊主」と呼ばれる現象を恐れていてはいけないと私は思うんです。
なぜなら、
初めておこなうことが、自分にあっているか、楽しいと感じるかは、
やってみないとわからないからです。
以前、耳にした言葉。
「情熱があって行動がうまれるのではなく、行動の結果から情熱がうまれる」
まさに、
やってみなければ、始まらない。
始めてみなければ、わからない。 ということです。
そして私は、これを意識することで、
「行動力」ではなく「考動力」が磨かれると考えています。
単に思い付きで行動するのではなく、
「三日坊主への挑戦」から情熱がうまれるという可能性を意識して行動をおこす。
これこそが「社会人の三日坊主」であり、
「考動力」の源になるのではないでしょうか。
そんな経験を、
説明会や選考でお会いする方からもお聞きしたい。
なぜなら私も、
「三日坊主」の経験なら負けない自信がありますから…