社会人にとって重要な数字「10,000」(その2)
こんな有名な言葉をご存知でしょうか?
「したい人」10,000人。
「始める人」100人。
「続ける人」1人。
何かをしたいと思う人が10,000人いたら、
その中で実際にそれを「始める」人は100人にひとり。
「めんどうくさい・・・」「忙しいから時間ができたら・・・」「明日こそは・・・」
と言い訳をして最初の一歩を踏み出せなかったり、
色々調べて「分かった気になった」「お金がかかる」「準備が色々必要だから」
ということで実際に行動に移せなかったり。
これらのハードルをクリアして、
実際に「始める」人は100人にひとり。
たった、ひとりです。
そしてそれを「求める結果が出るまで続けられる」人は、
その中でさらに100人にひとり。
「単に思いつきで始めただけ」「続けたけど結果が出ないからやめる」
で三日坊主になってしまったり、
「やる気が続かない」「時間やお金をこれ以上費やせない」
という理由で続かなかったり。
さらにこれらのハードルをクリアして、
実際に「続ける人」は100人にひとり。
たった、ひとりです。
すなわち、
望む結果を出せる人は「1万人にひとり」ということになります。
これは単なる言葉ではなく、
ある調査に基づいた統計から導き出された数値でもあります。
この「ひとり」になれるかどうかは別としても、
何かをしたいと思ったのならば、
少なくとも3日以内すなわち72時間以内に
何かしらの一歩目を踏み出さないと
その一歩目はとてもハードルが高くなると言われています。
これも行動心理学でよく言われていること。
72時間以降は、どんどん加速度的にそのハードルは高くなっていく。
そしてさらに、人は「忘れる生きもの」とも言われています。
人はその1日の間に意識的・無意識的にインプットした情報の80%以上を
24時間以内に忘れます。
これも脳の研究で分かった事実です。
(すべてにおいて、個人差や例外はありますので一般論ですが)
だからこそ、
社会人として成長したいのであれば、
24時間以内に「その最初の一歩を踏み出すこと」がとても大切だと思います。