採用面接で自己PRをお願いしない理由
こんにちは、
採用担当です。
29歳の私が昨日初めて体験したことがあります。
それは「パスタの食べ放題」
会社近くのチェーン店で隠れメニューとして実施されており、
職場の仲間と3人で向かいました。
バジルベースからはじまり、品を替え、味を替え…
全員が4人前を食すという満足のいく結果が得られました。
ちなみに、
隠れメニューを知らない周囲のテーブルからは、
不思議な集団に見られていたようです。
そんな視線を感じると
ついつい「ニヤリ」となってしまう採用担当から本題です。
「自己PRをお願いします」
新卒採用の面接で必ずというほど聞かれる質問。
みなさんは準備していますか?
ちなみに、
私は採用面接においてこの質問はしません。
それは用意された返答しか返ってこないから。
面接の場はフェアであることが前提であり、
そのなかでお互いの素がマッチするかを確認する場だと考えています。
それなのに、
用意された質問と回答を繰り返すだけでは、
お互いの演技力がものをいうオーディションと変わりません。
そんな考えの私は採用面接の場で「自己PR」ではなく、
「自己紹介」をお願いしています。
私が考える、
「自己PR」とは他者と向き合った結果の説明
「自己紹介」とは自分と向き合った結果の説明 です。
自己PRはあくまでも他者と比較した優位性や特殊性を話すこと。
ときにはそれを個性ととらえる方もいます。
しかし、
誰にも負けない優位性や個性を持っている方は、
1億人を超える日本人の中でも一部に限られます。
かくいう私も、
学生時代に自分にしかない個性があったかと聞かれれば、
答えは「No」です。
だからこそ、
ありのままの自分を説明する「自己紹介」を大切にしていただきたいですし、
私もしっかりとお聞きしたい。
もちろん、
面接の場では「PR」であろうと「紹介」であろうと、
緊張で頭が真っ白になったり壁を作られてしまうこともあります。
そんなとき、それを解決するのが、
未熟ながら採用担当である私の仕事です。
ときには、
「??」と思われるような質問をすることもありますが、
それを聞いた応募者の方が驚きながらも笑顔を見せてくれると、
私も「ニヤリ」としてしまいます…
その「ニヤリ」を増やすべく、
自分の採用活動も勉強の毎日です。