「クレーム」のチカラ
こんにちは、
採用担当です。
今年4月に入社する内定者向けの研修が、
昨日終了しました。
弊社の新卒1期生となる内定者の2人は、
不安のなかにも大きな希望を抱えてくれているようです。
もちろん、
迎え入れる私たちも同じ気持ちです。
弊社の仲間として、
大きく成長してくれるのが今から楽しみでなりません。
さて、
今日ご紹介するのは「ジョン・グッドマンの法則」
みなさんはご存知でしょうか?
アメリカの学者ジョン・グッドマンが、
「苦情処理と再購入決定率」について研究したものです。
それによると、
企業が提供するサービスに不満を持った顧客のうち、
実際にクレームとして声をあげるのは全体の4%であるとのこと。
みなさんも、
一度はサービスの悪い飲食店に出会ったことがあるでしょう。
そんなとき、実際に店員に不満を伝えていますか?
不満を伝えるよりも、
何も言わずに立ち去って再び来店することはない。
こんなケースが多いのではないでしょうか。
普段何気なくとっている行動ですが、
店側としてこれほど恐ろしいことはありません。
1人のクレームの裏には、
同じクレームが25件潜んでいるということ。
それを気づかせてくれるお客さまの存在は、
やはりとても重要です。
そして、
これは採用活動にもいえること。
「採用活動は営業活動」といわれるくらい、
社外に発信することが多いものです。
そんな採用活動においてお客さまといえば、
ズバリ!「未来のスタッフ候補の方々」
そして、
この法則に則して私が大切にしているお客さま。
それは、私の採用活動及び弊社の対応に不満を発信してくる方です。
採用企業と応募者という特殊な関係において、
不満の声を発してくれる割合はサービスのそれよりも少ないはず。
それをあえて発信してくれる方は、
やはり私にとって大切なお客さまです。
私は過去に、
「緊張し過ぎて自分をうまく伝えられなかった」と
応募者の方に言われてしまったことがあります。
当時の私はその真意を汲み取ることなく、
「これもご縁がなかったのだ」と考えてしまいました。
しかし、今振り返ってみると、
自分の未熟さに恥ずかしくなります。
・私の面接方法に落ち度があった可能性があるということ
・この人の裏に25人以上の同じ不満を持った方がいたということ
なぜそれを考えることができなかったのか…
この経験を忘れないよう、
私は応募者から言われた言葉を自分の財産にしています。
再度こんな指摘をうけないために。
そして、採用活動において顧客視点を忘れないために。。。