仕事の「やりがい」とは何か?
関東に台風が接近しているようですが、
ここ埼玉県鴻巣市も嵐の予感を感じる天候となっています。
そんななか、
洗濯物を干したまま出勤した採用担当です。
前回のブログにも載せましたが、
最近、自分を限界まで追い込むことに楽しさを感じています。
先日は、
「自分の好物であるパスタをどこまで食べることができるのか?」
に挑戦しました。
結果はというと…乾麺で350g。
分かりづらいとは思いますが、通常は100gが一人前とされています。
明太子パスタとしてつくり、
途中で粉チーズをかけタバスコをかけと、味を変えつつ挑戦しました。
翌日の朝食を食べれなかったのは言うまでもありませんが…
さて、人事の話はここからです。
ここ数か月の間に、
私は新卒採用を通じて多くの学生とお会いしました。
今回はその中で私が感じた疑問を紹介します。
説明会や面接において、
学生から多い質問の一つ。
この仕事の「やりがい」は何ですか?
この質問は、
学生にとって仕事をイメージするためには大切かもしれませんが、
必要以上に多く問われると、私は疑問を感じてしまいます。
社会人として働いたことのない学生が、
仕事をしている自分を想像するのは容易なことではないでしょう。
その中で先輩社員にこう尋ねたくなるのは仕方ありません。
ですが、
聞かれる方はちょっと不自然さを感じます。
なぜなら、
「やりがい」は人それぞれ違うからです。
- 「やりがい」とは仕事の内容から感じ取るものではありません。
- 「やりがい」とは仕事の長短からうまれるものではありません。
- 「やりがい」とは仕事の対価から発生するものではありません。
では、
「やりがい」とは何か?
ズバリ、
「やりがい」とは仕事への取組み方によってうまれる充実感です。
「どんな仕事をするか」が大切ではなく、
「どのように仕事に取り組むか」が重要なんです。
ですから、
違う人間が同じ条件(内容、期間、報酬)で仕事をしたとしても、
「やりがい」の感じ方は十人十色です。
だからこそ、
働く前からの「やりがい」探しは最低限なもので充分なはず。
- この仕事は「やりがい」がありそう
- この仕事はつまらなそう etc...
その判断をするのは、
必死に目の前の仕事に没頭してからです。
仕事に真剣に向き合う前に「やりがい」を探してしまうから、
不要なギャップが生まれてしまうのではないでしょうか。
そして私は、
「目の前の仕事に没頭できる」チカラ=「素直さ」のチカラ
だと考えます。
素直にがむしゃらに仕事に取り組むことで、
その人の成長は生まれてくる。
私自身もまだまだ未熟者ですが、
成長できたのはがむしゃらに突っ走っていたときだと感じています。
そんな成長を新卒・中途問わず、
入社される方とともに一緒に味わっていきたい。
だからこそ、
私たちの求める人財は「素直」な方なんです。