「考動する」チカラ
みなさん、こんにちは。
最近「炭水化物」に加え「鉄道」に魅了されている、
採用担当です。
私は先日、
埼玉から新潟・長野をまわる鉄道の旅にでました。
この旅の目的は、ズバリ
「イタリアンを食すこと」です。
イタリアンといっても、
イタリア料理ではなく新潟で愛されているB級グルメ。
太麺の焼きそばにトマトソースをかけるというシンプルなものですが、
濃厚なソースと予想通りのガッツリ感は、
B級グルメ好きならずとも楽しめるメニューです。
休日直前に思いつきで思いつきの場所へ旅をする。
これも、贅沢な時間の使い方だと感じる今日この頃です。
さて、
本日のテーマ「考動する」チカラ。
前回のブログでは学生からの質問をご紹介しましたが、
本日は自己PRとして用いられることの多い「強み」を紹介します。
「私は行動力のある人間です」
10人の方とお会いすると3人以上が話す自己PR。
- 雑誌に紹介されたお店は必ずチェックする。
- 友人の話しを聞きボランティアをはじめた。
- テレビを見るとすぐに海外旅行へでかける。
とにかく「◯◯したい」と思ったらすぐに行動します!
という自己紹介をされることが多いです。
たしかに、思ったことを行動にうつすチカラは、
仕事においても必要なものでしょう。
しかし、
思いつきで旅行に行く癖のある私は、
少し疑問に感じます。
はたして、
私の行動力は仕事をするうえで、
大切なものでしょうか?
答えは「No」です。
不要とまでは言いませんが、
社会人として必要とされるのは「行動力」ではなく、
「考動力」だからです。
想像してみてください。
誰でも自分の好きなこと・やりたいことには、
すぐに取り掛かるものです。
そこが奥手になってしまうのは、
行動力の有無ではなく慎重な性格の方なのでしょう。
ですが、
当然仕事は「好きなこと」だけではありません。
時にはやりたくないことも進めなければいけない。
さらに、
深く考えずに単に行動にうつすだけでもありません。
行動にうつすまでのスピードも大切ですが、
しっかりと自分の考えをもって行動にうつすことが求められます。
だからこそ、
社会人として必要なのは「考動力」。
日頃から考えて行動にうつす。
そして、その考えるスピードをあげていくことが、
社会人としてのレベルアップにつながるのだと私は思います。
就職活動中(学生・社会人問わず)の方も、
「行動力」より「考動力」を意識する方が、
成長は格段に早くなると思います。
かくいう私も、
この「考動力」がまだまだ弱点なのが現状です。
せっかくの就職活動ですから応募者と企業の出会いを通じて、
一緒に「考動力」を高めていきませんか?