「競争」と「協調」のバランス感覚。
現在、当社では2012年度新卒採用選考を行っている
まさに「真っ最中」です。
ある程度、選考が進んできた段階で学生のみなさんに
こんな質問をします。
「競争をすること」は、
得意ですか?苦手ですか?
好きですか?嫌いですか?
「協調性」はありますか?
他者に対して敬意を払い、みんなの意見を聞き
ときには自分の主張を押し殺し、何かを犠牲にし
多数の他人と分かりあうことはできますか?
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ひとつの見方としては、
就職活動そのものが「競争」と言えます。
その前にも、
大学受験という「競争」を経験してきているはずです。
他人を蹴落とすわけではなく、
他者との比較ではなく、
自分自身の絶対的な価値で選んでもらうものだから
「競争」ではない。
そんな意見もあると思います。
でも、選ばれる人と選ばれない人がいるのは事実です。
選ばれない人の方がたいていの場合、多いのも事実です。
その差が生まれる状況、これが「競争」だと思います。
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組織で働く以上、どんな規模でも「協調性」と「コミュニケーション」は
必須です。
必須どころか、これ以上に重要なものはないと言っても過言ではない
ようにも思えます。
「競争」と「協調」
いっけん、相反するもののように感じますが
両方とも同時に必要なのも事実です。
どちらかに偏ってしまうと、
組織の中で煙たがられたり自分の居場所を失ってしまうことさえ
ありえます。
その「バランス感覚」。
組織の中で「協調」し合い、会社として社会の中で競争していく。
社会の中で「協調」し合い、国として世界の中で競争していく。
いま、日本が大変な状況になっていて
いま、世界中で大変な状況がたくさん起きていて
そう遠くない将来に信じられないような変化が起こる可能性も高いと思います。
国として、社会として、会社として、個人として
「バランス感覚」が必要なのではないでしょうか。
たくさんの学生のみなさんとお会いしてお話しさせていただく中で、
すべての質問は自分たちにも問いかけています。
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