想い描くことはキャリア形成の第一歩
こんにちは、採用担当です。
先日、ホテルのランチビュッフェに行きました。
ビュッフェスタイルは日本人にとても馴染みのある食事スタイルであり、
レストランに行くと心が躍る人も多いのではないでしょうか。
そして、多くの方が自分なりの「こだわり」を持って、
食事をされているように感じます。
ちなみに私の攻略法、
それは「炭水化物」を後半にもってくることです。
炭水化物が何よりも好物の私ですが、
その難点は早めに腹が膨れてしまうこと。
ビュッフェスタイルのように時間をかけて食事を楽しむためには、
メインディッシュでお腹を8分目まで満たし「炭水化物」を頂くのが私なりの食べ方なんです。
それにより、全ての食材を取りこぼすことなく頂ける。
普段食べないものまで食べるので体に気を使ったような気もして、
心と体を両方満たすことができます。
さて、
ここからが本題。
本日のテーマはこちらです…
「想い描く」チカラ
採用活動において、
求職者の方にも企業にとっても重要な意味合いをもつものと考えています。
ここ数日、多くの学生とお会いすることができました。
みなさん自分の現状・将来像をしっかりと考えているのだなと感じました。
しかし、それは抽象的な部分が多いのも事実です。
- ものを作り出す仕事がしたい
- 人と人とを結ぶ仕事がしたい
- 社会貢献できる仕事がしたい etc...
この考えが間違いではなく学生の立場からこれ以上のことを想像するのは、
難しいことかもしれません。
でも、敢えてお願いしたい。
- どんな会社で仕事をするのか
- どんな先輩・上司と一緒に仕事がしたいのか
- どんな仕事をどう頑張っていくのか
- 3年後はどうなりたいのか
- 5年後はどうなりたいのか
じっくりと考えてください。
なぜなら、そこから社会人としての成長が始まるから。
自分のなりたい姿を真剣に考え、時には軌道修正しながら…
想い描くことがキャリア形成の第一歩です。
そして、
それは私たち企業も同じこと。
- 1年後のビジョンは
- 2年後のビジョンは
- 3年後のビジョンは
- 事業の将来性はどうか
- 成長のために必要な人財とは
- 業界における自社のポジショニングはどう変化するか
そこに新しい仲間たちがどう活躍しているのかを”想い描きながら”
求人を行い採用・教育を進めていきます。
お互いに、
どれだけ「具体的に」想い描けるかどうかがとても重要になってきます。
どちらかが曖昧ではうまくいきません。
強く強く、より具体的に考え抜いていく。
”想い描く”というのは単に想像するだけではありません。
こうであったら良いな~というような簡単なことではないのです。
自分の「過去」「現在」「未来」を徹底的に棚卸しして、
真剣に向き合うことが本当の意味での”想い描く”ことです。
しかし、私は思います…
想い描いた未来が必ずしもゴールではないのです。
学生時代に「こんな仕事がしたい」という仕事の50%が入社した会社でできれば、
及第点なのが現状です。
想い描いた像と現実が違うということは、
どんな人でもあることです。
だからこそ重要なのは、
”想い描く”という行為ではなく、
徹底的に描いたイメージと違ったときにどうするかです。
社会で活躍している人の多くは、
単に想い描いただけではなく現実がそのイメージと乖離していると気づいたとき、
後ろ向きにならず想い描きつづけられた人ではないかと思います。
ここ最近、多くの学生とお話しをして、
改めてこんなことを考えました。
多くの出会いに感謝です。