肉食系プランナーと草食系プランナー

 

「プランナー」というと、みなさまどんなイメージをお持ちですか?

 

企画書を書いて、プレゼンをして。

ビシッとストライプのスーツを着て、カフスボタンと大ぶりな時計が目立つみたいな。

総じて、華やかなイメージでしょうか?

 

ロジカルな思考、しゃべりも達者で。

競争して、勝ったり負けたりとか。

ガツガツしている、肉食系なイメージでしょうか?

 

ここでちょっと思い浮かべてみてください。

肉食動物のこと。

ライオンのこと。

 

獲物を探し求めて、

じっくり狙いを定めて近づき、

すごい勢いで襲い掛かり

戦って。

汗を流して戦って、

ときには血を流し戦いに負けることもあります。

そうして苦労の末、欲しいものを手に入れる肉食動物。

 

一方。

草食動物は?

 

たとえば、キリンは?

長い時間をかけて進化し、

「長い首」を持ちました。

他の誰もが届かない高いところの葉っぱを食べられるように。

 

たとえば、コアラは?

長い時間をかけて進化し、

「長い盲腸」を持ちました。

毒素が強く、他の誰もが食べられないユーカリの葉っぱを食べられるように。

 

これは、

中小企業における「ブランド戦略」を動物に例えられるな~と

昨日考えていたことです。

 

短期的に汗と血を流し競争をして、

欲しいものを手に入れる「肉食系」プランナー。

 

長期的に差別化をしていくことで競争をせずに、

欲しいものを手に入れる「草食系」プランナー。

 

どちらが良いのか?

 

どちらも必要だと思います。

 

 

しかし、これからは「草食系」へシフトしていかないと

いけないと考えています。

 

もちろん、

すべての会社に当てはまることではありませんが。

 

そして、

肉食系を経験したからこそ、草食系になれる

なのかな~とも考えています。

 

 

私たちは、

「草食系への取り組み」を色々と始めています。

まだまだ長い道のりです。

 

その中のひとつの取り組みをスターブランド社のブログで取り上げていただけました。

ありがとうございます!

 

そして、

僕は個人的に「装飾系」プランナーとしての取り組みも行っています(笑)

「装飾系」といってもただ派手にすることではありません。

 

「着たいからこれを着るではなく、こう思われたいからこれを着る」

ビジョンに矛盾のない格好を。

「服装もメッセージ」

スターブランド村尾隆介さんの言葉です)

 

2011年1月28日  研究テーマ:
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